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猫シリーズ・その2

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 ペット本が売れているという。とくに犬や猫の本。やや猫本のほうが優勢らしい。この本の売れない時代に、公称100万部超だというからバカにならない。街で猫の絵付きバッグを持つ女性をよく見る。関連グッズもどうやら猫優勢のようだ。   旅行、街歩きのついでに、犬猫の写真も撮るが、猫はほぼ単独行動なので撮りやすい。犬はだいたい飼い主と散歩中だから、やや遠慮がある。いちいち断るのも大げさな気がするし。もっとも猫だって半数ぐらいはすぐ逃げてしまって、写真など撮らせてくれないが。   どちらかというと、古い一戸建てが密集した、下町風の路地の多い地域が、猫には暮らしやすいようである。年寄りが多いこととも関係しているだろう。漁村でよく見かけるのは、餌が豊富だからだろう。都市より農村、田舎に多いのは、住宅、庭が広いことが第1の理由でしょう。都会に比べて、人の心もたぶんおおらかなんじゃないかなぁ。   しばらく前、「猫の一年」という本を買ってきた。予想に反して、サッカー、それもワールドカップに関するエッセイ本だった。ワールドカップ・サッカーは4年に1度、猫の1年は人間の4年と同じ、ということからきた題名らしい。著者の金井恵美子は純文学作家で、相当本格的な猫好き、サッカー好きである。  わが家にも10年選手のオス猫と、まだ拾われたばかりのメス猫がいる。小さなメス黒猫のほうが断然強気で、いつも大男の茶虎を追い回している。 (2014.4.25)