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俳優 大杉漣

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 2月22日は猫の日だった。2は(にやん)と読む。昭和62年に制定されたというから、もう30年にもなるわけだ。  環境省の動物愛護管理室によると、日本のペットの双璧は犬と猫で、これまでは犬がやや多いといわれてきたが、この1,2年、どうも逆転しているようだ。ノラ猫などもいて、実数がつかみにくいが、どちらも1千万頭程度と推計されている。  環境省の自然環境局は自然が専門、動物も野生生物を対象としてきたが、平成14年の省庁の統廃合で総理府から環境省に移管してきた。動物なら同じだろうという大胆な理由だったらしい。  近年、猫が増えたのは、何といっても住宅事情が一番だろう。犬、特に大型犬は広い庭でもないと飼えない。散歩もさせなくていいし、猫の方がかなり楽である。  何年か前に、大杉漣がモーレツ人事部長役の映画を見た。新人教育など苛烈を極める男だったが、偶然猫にはまって飼うようになる。インチキ猫を売りつける“もたいまさこ”のズルそうな目付きが絶妙だった。実際も猫好きだったという大杉が、突然亡くなったのは猫の日の1日前、平成30年2月21日のことだった。  (2018.2.23)