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タバコをめぐる状況

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 タバコをめぐる状況が大きく変わったのは、20年ほど前だっただろうか。自治体が次々と禁煙条例をつくり、嫌煙の動きはどんどん拡大してきた。東京も23区の主要部分はほぼ全滅じゃないかなぁ、路上喫煙は。  戦後の映画を見ると、邦画洋画にかかわらず出演者はじつによくタバコを喫う。ハンフリー・ボガードも高倉健も、女優の淡路恵子なども、かっこ良く喫煙っていた。嗜好というより一種のファッションだったんでしょうね。いまや喫わないのがファッションだけど。  大学での喫煙はほぼ全滅で、建物内はもちろんダメだし、キャンパスの片隅のわかりにくいところに細々と喫煙所がある。ちなみに大学では飲酒にも厳しくなりつつあって、大学祭ではほとんどの大学が禁酒になっている。数年前に鹿児島大学が学園祭が禁酒になって驚いたが、東大その他の大学もそうなったのはこの2,3年のことだろう。フツーのレストランは禁煙がいまや大部分、どうかすると飲み屋でも禁煙のところが増えつつある。  私自身はかなりの愛煙家で、酒とタバコとどちらを取ると迫られたら、間違いなくタバコを選択する自信がある。むかし東京から福岡に出かけたときに、ついつい喫いそびれて福岡空港についてしまった(ここまで4時間ぐらい経過してた)。空港から地下鉄で博多駅にようやく到着、駅前広場でやれやれとタバコに火を付けたら、2人連れのおじさんに、ここは禁煙地区だと言われて呆然とした。あれは20年ほど前のことだった。いまから思えば、福岡市は嫌煙ムーブメントの先駆け自治体だったのだろうか。  ところで3ヶ月前に風邪を引いて以来、タバコを1本も喫っていない。そろそろ禁煙100日を突破したかも。    (2015.1.13)