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築地市場

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  12月半ば、築地市場に出かけた。ここも今年が最後になるかもしれないし。というか、例の騒ぎがなければ、11月にはすでに豊洲に移転しているはずだった。  土曜日ということもあって、思ったよりずっと人が多い。そもそもこの時期は人が多いのか、あるいは私と同様に今年限りの気分で来たのだろうか。中国人観光客が多いのにも改めて驚いた。中国への土産物には生鮮食料品はあまり向かないようにも思うが、定型の観光コースになっているらしい。昼食などとるにはいいのかな。  市場の面白さは、地域の経済や生活がストレートに感じられるところにある。いわゆる観光施設での情報には何かしらの「よそおい」あるいは「意図」が感じられるが、そうした感じは市場にはほぼない。  「時代」だからまあ仕方がないが、鹿児島中央駅前の朝市が少しずつ小さくなってきたのは寂しいことだ。たまに行ってみると、おばあさんが道端で松の枝や花、漬物を売っていたりする。  (2016.12.26)