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シベリアロール

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 巣鴨とげ抜き地蔵界隈をぶらぶら歩いていたら、シベリアロール発祥の店とあった。シベリアは、羊羹をカステラで挟んで三角に切ったケーキ。明治の末頃に誰かが考え出したらしい。なぜシベリアなのかはいまのところ不明である。羊羹とカステラだからそれなりに手がかかるが、どういう訳かだんだん廃れていったようだ。それでもスーパーなどで、ときどき見かける。最近買って食べてみたが思ったより旨い。シベリアロールは、ロール状にしたのが巣鴨の店の発案ということか。  鹿児島ならではの菓子がいくつかあって、げたんは、あくまきなどは、最初聞いた時にはまるでイメージが掴めなかった。奄美の黒糖もたまに買って帰るが、年寄りに意外に受けたりする。素朴なのが却って滋味深いようだ。 (2019.2.26)

開発は時計回りで

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 東京の開発は時計回りで進むという説がある。たしかに渋谷方面から横浜にかけて私鉄が引かれ、沿線の住宅地整備が進められた。高級住宅地田園調布はその代表である。  さすがに近年、西側には開発余地がなくなり、東側が盛ん開発され始めたようだ。秋葉原はいまや若者のメッカだし、錦糸町、小岩なども駅周辺のビルなどの新築改築ラッシュである。池袋の陰でひっそり大人しくしていた私の住む大塚も、JR駅ビル改築を機に、雰囲気が大きく変わってきた。  鹿児島市は、老舗の天文館が勢いを失いつつあって、中央駅周辺が一大拠点になってきた。飲み屋街も天文館離れが進み、騎射場界隈が学生相手から幅広い客層を開拓するなど、発展途上にあるようだ。店の数も、20年前に比べて倍増してるんじゃないかな。 (2019.2.1)