およげ!たいやきくん

 どういう加減なのか、ふと聞いた歌がアタマから離れないことがある。商店街などでスピーカーから流れてきたり、たまたま夜中にユーチューブでぶつかった曲もあるかな。短くて2,3日、長いと1週間ぐらい鳴り響いて、いつの間にか忘れてしまう。

とくにその曲が好きというのではないが、その曲が流行っていた当時を思い出したりもする。

最近では「およげ!たいやきくん」、これは前にもあった。沢田研二の「勝手にしやがれ」もある。脳のどの部分を刺激するとそうなるのかわからない。たいやき=1975年、勝手に=1977年。第1次と第2次の石油ショックの間の、世間が不景気な気分のときだ。私も高松の屋島でくすぶっていた記憶がある。

『勝手にしやがれ』沢田研二

たい焼きならぬ鯛(たぶん?)と猫