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都知事選

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 都知事選がはじまった。コロナ騒ぎで、何となくかすんでしまったが。東京は人口1千4百万人と巨大で、そもそも政治との距離が遠い。そのせいか、最近はテレビによく出る有名人が当選しているようだ。鹿児島など地方との違いはこの辺にもある。知事ならまだしも、都議会議員、区議会議員になると顔をみたこともない。  自民党の総裁選で候補者が全国を回り、鹿児島にも来た。中央駅前で候補者が演説をした。このときは麻生太郎が勝って首相になった。いまから12年前のことである。  都知事選と鹿児島県知事選は4年前も7月だった。小池百合子は「都議会自民党・闇の権力」を攻撃して人気を得たが、今度は自民、公明が支持らしい。鹿児島の知事も「反原発」が売りだったが、いまはどうなってるんだろう。君子豹変というが、豹変し過ぎかも。  (2020.7.5)

幻の和食展

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 上野の科学博物館に行った。コロナ真っ盛りで、当然博物館も休館中である。通用口から手を消毒し検温して入り、館長と会った。ちょうど和食展の準備が完成したところであった。展示にはおそらく億単位の金がかかっただろうが、休館中ではどうしようもない。テーマがいいから、人気の特別展になったに違いない。じつに残念である。しかし、幸運にも館長の案内で無人の和食展を見ることができた。  卑弥呼の食卓という展示があった。野菜入りの炊き込みご飯、真鯛の塩焼き、煮物などが並ぶ。弥生時代といえども、さすがに女王の食事は豪華である。  大根は和食と相性がよく、日本の品種は世界でもっとも多様だという。しかし元々は古代エジプトに栽培記録があり、日本に入ったのは3世紀頃らしい。 (2020.6.13)

コロナ騒動 その2

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 コロナ騒動、5月12日現在いまだに収まっていない。全国の緊急事態宣言は、5月末までに延長された。各種店舗の休業模様はほぼ同じである。大塚駅周辺喫茶店は、スターバックスの2店はいち早く休業、タリーズは遅れて休業し、連休明けに再開した。珈琲チェーンのコメダとルノアールは休業せずに頑張っている。  居酒屋は夜8時まで、しかも酒の注文は7時までという厳しさである。これは一種の生殺しだろう。仮に6時に入っても注文ストップまで1時間しかない。休業要請に従わないパチンコ店は店名を公表するとか言っていたようだが、折れたかも知れないなぁ、パチンコ屋。「要請」に過ぎないのに「圧力」を感じるのは、日本社会ならではの現象か。先日地下鉄に乗って数えたら、1車両33人中32人がマスク着用だった。  昨日、大塚駅前のドラックストアではマスクを売り出していた。鹿児島のマスク事情はどうなんだろう。ところで、アベノマスクは5月13日現在まだ届かない。10万円は遥か先かもしれない。 (2020.5.12)

コロナ騒動

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 収まるどころか長期化必至ですね、コロナ騒ぎ。鹿児島はどうなんだろう。マスコミとくにテレビは、これ以外ないのかというぐらい連日連夜の報道。また安倍官邸が右往左往するから報道し甲斐もあるのか。  非常事態宣言7府県から全国47都道府県へ、1世帯30万円から1人10万円配布へ。ただでさえ、コロナ・ウイルスが正体不明で不安なのに、国のトップがこう朝令暮改では、国民も浮足立つ。  自宅近く、大塚駅界隈を観察するに、①連休明けの5月6日まで休業、②時短で対応、テイクアウト開始、③しぶとく営業、の3パターンがあるようだ。全国チェーン店は休業が多く(スタバが典型)、個人営業の古い店は頑張る(頑張らざるを得ない)。  ティッシュ、トイレットペーパーなど、紙不足は収まってきたようだが、マスクはまだのようだ。接触感染が主だとすると、マスクより手袋が有効だと思うが、街の風景はマスクが断然優勢である。ちなみに、アベノマスクはまだわが家に届いてない。 (2020.4.23)

並ぶ人

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 大塚駅近くに、おにぎり屋「ぼんご」という店がある。人気があるようで、土曜の昼などは店の外に行列ができている。カウンターだけの、小さなおにぎりの専門店である。  テレビかインターネットで紹介されたのか、ここのところ並ぶ数が尋常じゃなくなってきた。先日は100人ぐらい並んでいて、さすがに驚いた。最長不倒記録である。やはり、土曜日がとくに多いようだ。  並んでまで食べたがるのは、東京の特徴かもしれない。あるいは若者文化か。大阪は並ぶイメージがない。九州もあまりない感じがするし、鹿児島はさらにない。最近は天文館あたりにあるのかも知れないが。薩摩は、「黙って食え!」という文化じゃないかな。 (2020.4.4)

おもてなし

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 急用で札幌へ行った。例のコロナ騒ぎでどこもガラガラだった。飛行機も空いていたし、千歳空港から札幌へのJR電車も悠々と座れた。繁華街ススキノにも人がいない。出かけた先でタクシーを拾おうと思ったが、まるで来ない。さすがに冬の札幌は寒い。偶然、路線バスが通りかかったので乗った。  不慣れな街で不安なのは、バスや路面電車の支払いである。いくらなのか勿論知らないし、小銭の持ち合わせがあるかも心配である。車内を見回すと、どうやらICカードが使えるようだ。札幌の地下鉄も、昔は東京で使っているスイカには対応しなかった。数年前にスイカ対応が実現し、たいへん楽になった。  いまや全国的にICカード共通化が進んでいる。九州ももちろんそうだ。九州各県の路面電車や路線バスはすべてそうなっているらしい。なぜか鹿児島だけが違う。鹿児島は観光に熱心であるにもかかわらず、このサービスはやろうとしていない。観光宣伝も大事であるが、こういう基礎的なサービスこそ「おもてなし」だろう。 (2020.3.9)

メジロが来た

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 年明け早々、1月4日の大塚にメジロがいた。自宅近くの庭の木を例によって忙しく飛び回っている。今年はとくに早いようだ。  メジロは、雀よりやや小さく灰緑色の鳥で花の蜜を好む。ウグイスそっくりの色と姿である。ウグイスは警戒心が強く声だけでなかなか姿を見せることはないが、メジロは人里近くによく現れ、高く澄んだ声で鳴く。作家の内田百閒は鳥好きで、飼って鳴き声を楽しんでいたと読んだ記憶がある。  鹿児島大学では、研究室横の新芽が出たばかりのケヤキ木や、本部前の緋寒桜によく来ていた。緋寒桜は2月初旬だっただろうか。  2月の15日は奄美大島にいた。名瀬から空港への道沿い、早咲きのサクラの大木にメジロが7,8羽、鳴きながら花から花へ飛びまわっている。 (2020.2.17)

いい間違い

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写真、1つ目は東京・錦糸町にあった看板。錦糸町は東京では有名な歓楽街である。「ロンリー・ウーマン」はキャバクラのたぐいだと思われる。この地域は多国籍化が激しいが、「Lonely」を「Ronly」にしているのは、英語圏の経営者ではないせいかもしれない。 「RIFORM」は豊島区大塚の私の自宅近く。住宅改造専門の事務所のようです。これは「REFORM」のことでしょう。 むかし、コピーライターの糸井重里は「いいまつがい」という本を出したことがあったような記憶がある。読んでないが、この手の勘違いを集めたものだろう(たぶん)。 歌謡曲などでも間違って聞いていたことが、しばらく後で判明することがある。「あげてよかった」を「あげてよ、カッター(シャツ)」だと長い間思っていた。向田邦子に「眠る盃」というエッセイがあるが、これは「めぐる盃、かげさして」(荒城の月)の聞き間違いのことだった。少女時代の思い出だから、鹿児島にいた頃かもしれない。 (2019.12.26)

バナナのたたき売り

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 スーパーなどでバナナ売り場を見ると、あまりの安さに驚く。なぜこんなに安いのだろうか。子供のころは高級品で、そうそう食べられるものではなかったような記憶がある。運動会とか遠足とか、やや特別な時に食べた。 門司にバナナのたたき売り発祥の地という石柱があった。明治時代にはすでに台湾からの輸入が始まっていたが、たたき売りは大正時代からのようだ。当時は、フィリピンやインドネシアから船で門司まで来て、そこから全国に運ばれていった。 バナナは本来熱帯性のもので、インド、中国、東南アジアの生産量が多い。アフリカでは主食にしているところもあるという。奄美や沖縄には島バナナがあるが、これはごく小さい実がなる。甘いが高い。奄美に行くとあちこちにある。一見、木のように見えるが多年草である。 (2019.11.30)

葱鮪(ねぎま)・なべ家

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 自宅近くに「なべ家」という老舗の料理屋があった。2,3年前に店をたたんでいまはない。4階建ての小ぶりのマンションになった。葱鮪(ねぎま)鍋と冬はフグが売りで、知る人ぞ知る店のようである。高いとの噂であるが、行ったことはない。主人は江戸前の正統板前だったという。廃業したのは、築地市場の豊洲移転騒ぎの中で旧知の仲卸が止めてしまったからだという。築地移転には、こうした知られざる余波もあったのである。  通りすがりにいつも見ていたところに突然空き地ができて、つい先日まであったはずのビルがどうしても思い出せない。田舎ではそんなことはないから、どうもこれは都会ならではの現象らしい。  鹿児島天文館のタカプラから永田シロアリありまでのビルが、いつの間にかなくなった。ホテルその他の複合施設になるという。初めて見たときに、巨大なシロアリの絵にはギョッとしたが、無くなると聞くと少し寂しい。 (2019.11.3)